受診のキッカケ
2021年で37歳を迎えるにあたり、初めて、人間ドックを受けるてみることにしました。今までは、勤め先で年に1回の健康診断を受けていましたが、直接、胃カメラ等で、体の内部を観察したことがなかったので、現時点での、自分の体の健康状態の立ち位置を知りたいという理由が一番です。
受診中の様子
やはり、最大の難関は、胃カメラでした。
カメラを入れる場所を「口」、「鼻」の2つから選ぶことができました。私の先入観もあり、口から入れると、喉を通過する際の嗚咽が苦しいという印象が強かったので、「鼻」を選択しました。
「鼻」から入れるにあたり、麻酔をしていただきました。
初めに、鼻水をかみ、どちらの鼻の穴を使用するか、看護師さんに判断していただきました。結果、麻酔ジェルが塗布された、細い棒を左側の鼻の穴に挿入し、約5分程、静止しました。じわじわと、左側の鼻の穴の感覚が無くなってきました。
ベットに横になり、いよいよ「鼻」からカメラを入れ始めました。カメラを「鼻」から入れ始めて間もなく、じわじわした痛みを感じ始めました。カメラのホースと「鼻」の内壁がすれることから生まれる痛みでした。痛みを感じ始めてから、しばらくは、このまま我慢しようと思っていましたが、先生がカメラのホースを押したり引いたりするたびに、激しい痛みが走るようになったので、先生に正直ベースに伝え、急きょ、「口」からの挿入に切り替えてもらいました。
うがい薬のような、スプレータイプの麻酔薬を喉の奥に掛けていただき、専用の治具を口に咥えた後、カメラを口から挿入を進めました。喉の声帯のあたりをカメラが通過する際に、数回、嗚咽をしたのみで、その後は、大きなトラブルなく、胃カメラ検査が終了しました。
続いて、苦戦したのが、“ 肺機能検査 ” でした。
息を専用機器に送りこむための、専用治具を口に咥え、手順に従って、息を機器に送り込みます。検査自体、今回が初めて、ということもあり、効率よく、正しく、息を機器に送り込むことが出来ませんでした。その結果、“ 肺機能に異常が認められる ”という所見なってしまいました。しかし、医師との問診の際に、“ たばこも吸っていないし、その他の検査で肺に異常が観られないので、特に問題ありません” という診断をいただきました。次回、検査では、上手く検査できるよう、イメージトレーニングしてから、検査にのぞむようにします。
受診の結果
所見において、下記3点について、異常が示されました。
①身体計測(腹囲:94.5、BMI:28.7)
メタボリックシンドローム判定、基準該当、でした。大きく体重を増減させないよう、日頃から食生活に気を付けていきたいと思います。
②脂質検査(中性脂肪:203 mg/dl、LDLコレストロール:142 mg/dl)
以前から、中性脂肪、コレストロールが多い傾向は続いていました。少しでも基準値近くで、数値を安定させるために、定期的な運動、青魚を食べる習慣を取り入れるなど、改善に向けて、工夫をしていきます。
③肝機能等検査(GPT : 52 IU/l、γ-GTP:141 IU/l)
日頃から、お酒を飲むことを習慣としています。休刊日を設定する。定期的に飲むお酒の量を減らす。加えて、肝臓サプリメントも活用しながら、数値改善に向けて、工夫していきます。
年をとっても、お酒を楽しみたい、と思いますので、今から、適度に節制しながら、お酒を楽しんでいきたいと思います。
今後に向けて
20代、30代前半のように、不摂生を続けると、そのまま体にダメージが残り、蓄積していく年代に差し掛かってきました。勤め先での年1回の血液検査に加えて、人間ドックをはじめとして、定期的に健康状態をモニタリングする機会を、これからも設けたいと考えています。
ある一定度までのタメージであれば、体内システムで処理し、正常な状態に戻ることができますが、体の許容値を超えた瞬間に、元の状態にもどすことが困難になってしまいます。
健康な体でなければ、好きな食べモノ、飲み物を楽しめない、行きたいところに行けない、など、自分の活動に制限が出てきてしまいます。将来の自分に投資する意識で、健康維持に意識を傾けていきたいと思います。
コメント