はじめに
約10年前、新社会人として働き始めたころから、
漠然と「延々と60歳、70歳まで働き続けるのはヤダ、できるだけ早い時期にリタイアしたい」
と思い続けていました。なぜ、そのような思いに至ったのか。
当時、著書『金持ち父さん、貧乏父さん』を読んておりまして、
その本の中で、「サラリーマンとはラットレースのようなものだ」的な表現に触れたとき、
単純に、「自分は今後40年もの長い間、ラットレースを続ける精神力はないな」と悟りました。
そこから、資産運用への興味が沸き、情報を集めながら、少額ながら
資産運用を始めるようになりました。
資産運用の魅力
第一に、「お金に働いて頂いている感覚が味わえる」
ことを実感できることだと考えています。
一般的に、自分の時間を「労働」に投下することで、その「対価」として給料を頂く。
このループを回すことで、安定した収入を得ることが「良い事」と教えられてきました。
しかし、人間の時間は一日24時間で、労働時間を増やそうにも限界があります。
そこで、「資産運用」を通じて、自分以外にも「お金」を生んでもらう仕組みを作る。
少額からでも、自分の労働以外の収入源を作ることで、仕事と適切な距離感も保てます。
「お金」は24時間、休み無く、世界中で、働いてくれます。大変優秀です。
第二に、「経済ニュースへのアンテナが敏感になる」
私の具体的な例として、資産運用の開始前はコンビニエンスストアーの雑誌コーナーで、
少年漫画雑誌を中心に眺めていました。
資産運用の開始後は、「東洋経済」、「プレジデント」などの経済系の雑誌を
無意識の内に、手に取ってしまっています。
出張等で、社外の人との会話の話題に困った際に、経済系のニュースネタが役に立ちます。
FIREという生き方
最近、流行している「FIRE(Financial Independence,Retire Early)」という言葉、
約10年前、資産運用を始めたときに、耳にすることはありませんでした。
しかし、当時から同じようなことを夢見ていました。
「働かないという選択肢を得たい」
「ラットレースのように必要に迫られて労働せざる負えない」状況から
「最悪、工夫次第で、無理して働かなくても大丈夫」状況に
労働に対するスタンスが変化することで、仕事に対して適切な距離を取りながら、
積極的に取り組めるようになる、ことを実感し始めています。
現在の立ち位置
資産運用を始めてから、「FIRE」に近い状態を目標に、淡々と小さな工夫を積みかさねてきました。
しかし、2021年7月現在、「FIRE」を達成できていない状況です。
「FIRE」という選択肢を手に入れるために、
ここで、諦めず、今まで通り、コツコツと工夫を続けていく所存です。
本BLOGでは、これまでの工夫の数々、また、今後、実行するであろう工夫について、
私の実体験をメインに、綴っていきたいと考えています。
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