車を売却して思うこと

資産管理

はじめに

2020年4月、約10年間使用していた車を売却しました。

2019年11月の転職を機に、自宅と職場との距離が近づいたことにより

車の使用頻度が低下ことをきっかけに、

車の必要性を改めて考えるようになりました。

自動車管理費の概算

漠然と保有していた車に、1年間でどのくらいの管理費がかかっているのか

試算してみることにしました。

(※下記、各費用については、車売却前の実績費用を基にで試算しています。)

・自動車税(軽自動車と仮定)

 10,800円/年

・自動車保険(ネット保険)

 50,000円/年

・駐車場代(実際に借用していた際の金額)

 10,000円/月

・ガソリン代(実績ベースで概算)

  5,000円/月

・メンテナンス代(主な定期的なエンジンオイル交換代)

 5,000円/半年

・車検代(実績ベースで概算)

  150,000円/2年

上記の合計で、年間の軽自動車、総管理費の概算は以下になります。

325,800円/年

また軽自動車ではなく、乗用車(1000cc~)で概算すると、ざっくり

  400,000円/年

が目安の年間の自動車管理費として想定される金額である想定できます。

更に、車両購入代(ローン含む)を考慮に入れますと、

・車両代(ローン金利含む)

 2,000,000円/台

を10年間で分割すると仮定すると

 200,000/年

が費用として掛かってきます。

車を売却するきっかけ

車両費含め、年間600,000円の管理費を想定しますと、

1か月当たり50,000円となります。

現状、平日は車を使う必要性がないことから、

週末(金~日)で、タクシー、レンタカーに代表される

車移動に50,000円/月以上使うのであれば、

車を保有した方が “得”ということが言えます。

私の生活習慣からすると、50,000円/月以上の

交通費を使うことが想定できなかったため、

実験的に車を売却してみようと思い立ちました。

車売却による効果

主な効果として、下記3点を実感しています。

  • 効果① : 徒歩による健康効果
  • 効果② : 所有物に対する管理負担が低減する
  • 効果③ : 貯金額が増える

効果①について、

車を保有していた時は、徒歩15分程の場所への買い物でも

車を使用していました。

車売却後は、一日当たりの歩数が増加し、

足を使う機会が増えることでの、健康効果を実感しています。

また、車保有時は、量を気にせず買い物をしていましたが、

現在は、帰りの歩行に負担の掛からない量を意識しながら、

買い物をするようになり、

副次的な効果として、節約にも繋がっています。

効果②について

車だけではありませんが、モノを所有することで、

所有欲が満たされますが、それと共に、

モノを管理する義務を負う必要があります。

また管理には、手間と時間が掛かります。

車の管理が不要になったことで、

自由な時間が増えたことを実感しました。

また、面倒くさがりな私にとって、

所有欲よりも管理義務を軽減することの方が、

メリットが多いことを実感しました。

効果③について

車両管理費が無くなったことで、

単純に、目に見えるかたちで貯金額が増えました。

また、効果①でも触れましたが、

車が無いことが制限となり、

買い物の量をコントロールする意識が習慣化

されたことで、節約につながります。

今後に向けて

所有欲がない私にとって、

車を売却の後、目立った不都合な点もなく

生活が出来ています。

今後、ライフスタイルの変化とともに、

車が必要となる場面が出てくると思います。

その際も、置かれた社会環境、

必要性・費用対効果を見積もり、

購入の判断をしていきたいと考えています。

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