はじめに
コロナウィルス蔓延の為に順延していた、“ 尺八レッスン ” を約2カ月ぶりに受けてきました。個人練習の場所として使用していた、カラオケボックスも、緊急事態宣言中で閉店の状態が続いているため、尺八自体を触るのも2カ月ぶりでした。
また、コロナ渦ということもあり、レッスンの形態を今までの形から変更をしています。先生と生徒(私)が正面同士に座るらず、横隣り1.5 m以上の感覚を開けて座るように変更しています。さらに、換気を強化するために、窓を開け、エアコンで空気循環を作った上に、扇風機を使って、お互いの息が隣へ向かわないように、気流をコントロールするようにしています。
久しぶりのレッスンを前にして、音がちゃんと出せるか、不安を抱えつつ、レッスンに挑みました。
レッスン前準備
実際に、曲練習に入る前に、低音かた高温までの各基本音(尺八用語で全音と呼ぶ)をロングトーンで、音出しを行います。ロングトーンの長さとしては、10秒~15秒程度で、チューナーを目の前において、狙いの音程(周波数 : 442Hz)を安定して出せているか確認しながら行います。
2カ月ぶりの音出しということもあり、最初、安定した音がなかなか出ませんでした。首の角度、尺八の角度を微調整しながら、ミートポイントを探しながら、音出しを進めました。
レッスンに突入
現在、取り組んでいる曲は、宮城道夫作曲の『都踊り』です。筝・三味線・尺八の合奏曲で、発表会等でよく、演奏させる曲になります。これまで、宮城道夫先生が作曲された曲を総称して「宮城曲」と呼ばれる曲に取り組んでこなかった事に気づき、直近は、「宮城曲」を中心に、課題曲を定めよるように、計画をしています。
曲を複数のブロックに分け、最初に、先生と一緒に、曲を演奏します。その後、演奏に失敗した箇所について、コメント・アドバイスを頂き、続いて、私一人で繰り返し、同じフレーズを演奏します。
2カ月ぶりのレッスンではあったのですが、全体のフレーズを覚えていおり、小さなミスはあったものの、先生の演奏スピードに合わせながら、曲全体の2/3までのフレーズをおさらいすることが出来ました。
レッスンを終えて
2カ月ぶりに尺八の音を出すことが出来て、改めて、音を奏でることの「楽しさ」を実感しました。それと同時に、何とかレッスンに付いて行くことが出来ましたが、音の処理の仕方など、細かな点に意識を使えていない、ことにも気づかされました。単純に、練習不足なことを痛感しました。
コロナ感染状況が落ち着いてきたら、カラオケボックス等を利用して、個人レッスンを計画的に実施していきたいと、考えています。
また今後、コロナの状況が安定することを期待しつつ、一人での演奏だけではなく、複数人で合奏する機会も積極的に持てるように、していきたいと考えています。
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