はじめに
福岡博多、天神の散策を終え、2時間ほど、ホテルで休憩した後、夕食へと向かいました。今回の夕食は、博多名物の「水炊き」。春の季節になり、徐々に気温が高くなっていましたので、本格的に暑い季節にまる前に、本格的な「水炊き」を食べておきたい、と思い、とり田本店へと向かいました。本記事では、とり田本店の様子について、ご報告致します。
店外の様子
店内の様子
とり田の印が描かれている布で、各テーブルが仕切られ、開放感があり、店内に統一感があります。
席に着くと、絞り、調味料、ガスコンロがすでに設置されていました。
水炊き基本セットも、ばっちり、設置されていました。
注文メニュー
やはり、一杯目はビール。ビールもグラスも適度に冷えており、のど越し抜群でした。
ビールを堪能しながら数分間、待っていますと、目の前に、水炊きのダシが運ばれてきました。白濁のスープを目の前に、水炊きに対する期待値が爆上がりしました。
1品目の前菜。見た目が特徴的でした。
ゆで卵が乗っている蓋を外すと、下段には季節の前菜が隠れていました。
ゆで卵を真っ二つに割り、下に敷かれている肉味噌と合わせて、口に含みました。ゆで卵のクリーミーさと肉味噌の風味の相性が抜群でした。ビールにも相性が合います。
大好物のごまサバ。間違いの無い、外しようのない一品でした。
水炊きのダシが沸騰した時点で、ダシもみを味わうことが出来ます。鶏肉のダシがしっかりと染み出ており、濃厚なダシでした。しかし、その味はくどく無く、何杯でも飲めてしまう感覚でした。また、備え付けの薬味をお好みで混ぜることで、水炊きのダシの味を個人好みに変化させることが出来ます。
水炊きのスタートは、煮出ししていた鶏肉を食すことから始まりました。触感はプリっぷりで、鶏肉の味が染み出し、長ネギがアクセントになる一品でした。
始めの鶏肉を食した後は、再び、水炊きのダシを煮出し、続いて、野菜成分の投入が始まります。
各種野菜がしなり、水炊きのダシが野菜に染み入る様子を眺めているだけで、白米が食べれそうでした。
手羽先の肉にしっかりと味が染みているのみではなく、肉がほろほろと、口に含むを溶けます。こちらも、白米が何杯でも食べれてしまう一品でした。
第二弾、水炊きの完成。肉団子、各種野菜に水炊きのダシが染みている、美味の水炊きでした。
一部の野菜のおかわりが自由でして、合計で4人前のおかわりをしました。野菜のみでも、水炊きのダシと相まって、十分おいしいです。
最後は、ちゃんぽん麺で締めました。水炊きのダシとちゃんぽん麺の相性が抜群でした。おいしい締めの一品でした。
最後にスイーツ。超濃厚な抹茶味でした。あまりの濃厚さに、一口目を口に含んだ際、思わず顔をしかめてしまいましたが、下段に隠れているパンナコッタに到達した後は、抹茶エキスとパンナコッタの相性の良さを感じられて、おいしく頂きました。
お店情報
場所
感想
福岡県に住み始めて3年が経ちますが、今回、初めて、本格的な水炊きを頂きました。過去に自宅で料理した、自己流水炊きとは全く異なりました。一番の違いは水炊きのダシで、自分で作ると、どうしても薄味になってしまいます。一方、とり田の水炊きのダシは、濃厚なだけでなく、その後味にしっかりとした鶏肉の風味が主張してくる、癖になる味で、ダシだけでも、欲しくなる味でした。また、お店の雰囲気も統一感があり、水炊きに集中できる空間でした。さらに、店員さんの対応も丁寧で、不安を一切感じない点も、水炊きに集中できる要素だと感じました。本格的な博多水炊きを味わいたくなった際には、再度、とり田博多本店を訪れたいと思います。
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