はじめに
怒涛の高野山散策2日目、16時頃に、2泊目の宿泊場所である、「大圓院」に到着しました。1泊目と同様に、受付にて、宿坊協会事務所での手続きで入手した宿泊券を提出し、チェックインをしました。2日間、高野山エリアを歩き回ったこともあり、足に疲れが溜まっており、チェックイン後は、翌朝まで、「大圓院」で、のんびり過ごすこととしました。
本記事では、「大圓院」での宿泊の様子について、ご報告致します。
内観の様子
廊下の奥にはお風呂があり、その手前側には受付があります。
上記写真は、受付隣の待機場所になります。
また、待機エリアの隣には、和室が続いています。
各和室の襖には、金色をベースとした、特徴的な絵柄が描かれていました。
中庭の様子
宿泊部屋の窓から眺めた、中庭の様子です。
「大圓院」の敷地の裏側から、緑豊かな木々が、「大圓院」全体を包み込むような感覚を覚えました。
宿泊部屋の様子
部屋の広さは約10畳、落ち着いた雰囲気の和室でした。
お茶・和菓子セットが整えられていました。
冷暖房が完備されていました。寒暖の差が激しい時期でも、安心して過ごせそうです。
テレビも完備。
掛け軸、置物が展示されており、和の雰囲気を醸し出してくれています。
布団も準備万端。
手ぬぐい・歯ブラシ・浴衣など、アメニティー類は完備。
お風呂場の様子
10人分以上の棚が準備されていました。
シャワーは五人分、シャンプー・石鹸も完備されていました。
お食事部屋の様子
和室の広さは約8畳。
襖には、様々な華の絵柄が描かれていました。花畑の中で、食事をしている感覚でした。
掛け軸・五重塔の置物が展示されていました。
更に、陶器製の置物が丁寧に飾られていました。
夕食の様子
彩が豊かな食事を準備して頂いていまいた。
左側には、天ぷら・もず酢・高野山豆腐、に加て、ご飯・お吸い物。
右側には、煮物・茄子のお浸し、スイーツ類。
天ぷらは、見た目以上にサクサクしており、専用のつゆに付けて、ご飯と一緒に頂きました。美味でした。
白色からは想像が難しいですが、高野山豆腐のしっかりとした味でした。ご飯のおかずとしても、美味しく頂くことができました。
艶々しい、茄子のお浸し。外はパリっと、中はしっとり、触感を楽しみながら、美味しく頂きました。
お食事の後半戦、お口直しのタイミングに、和風スイーツを頂きました。
お吸い物とそば。優しい味で、御汁が胃に染みわたり、ひと時の間、落ち着くことが出来ました。
朝食の様子
海藻類・豆類を中心とした、健康的な朝食メニューを頂きました。
控え目な味付けのひじき。ですが、ご飯との相性が良く。ひじきだけで、茶わん一杯分のご飯を頂きました。
甘さ控えめの煮豆ですが、豆一つ一つに味が染み込んでおり、一粒つづを大切に食しました。
がんもに煮つけ、見た目からの感じますが、内側まで、しっかりと御汁が染み込んでおり、中はジューシー。
海藻たっぷりのお味噌汁。改めて、日本人に生まれて来て良かったー、心の中でつぶやく程、精神的に落ち着くことが出来ました。
最後に
静寂の中、ゆっくりとした高野山2日目の夜を過ごすことが出来ました。2日間に渡る高野山散策の疲れを取ることが出来、さらに、栄養満点の精進料理を頂き、完全にエネルギーを補充した状態で、3日目の朝を迎えることができました。高野山散策、最終日の朝を迎え、高野山に滞在できる時間が残り僅か、少し寂しい気持ちになりました。しかし、ここまで無事故で旅を進めてこれたことに対する感謝を抱きながら、残された時間の中で、最大限に高野山エリアを味わうべく、最終日をスタートしました。
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