はじめに
新幹線・地下鉄・南海鉄道・ケーブルカー・バスの乗り継ぎ、奥の院「一の橋」に、13時頃に到着しました。その後、2時間ほどの奥の院ご参拝を終え、一日目の宿泊予定地である、「清浄心院」に向かいました。
受付において、宿坊協会の手続きを通じで取得した宿泊券を提出し、チェックインを行いました。チェックイン後は、翌朝まで、「清浄心院」で、ゆったりと過ごすことにしました。宿泊中の主なスケジュールか次のような流れでした。
15:00~17:00 : チェックイン 17:30~ : 夕食 ~21:00 : 入浴 6:30~ : 朝の御勤め 7:30~ : 朝食 9:00~ : チェックアウト
本記事では、「清浄心院」での宿泊の様子について、ご報告致します。
境内の様子
日常的に、13:00~、護摩行を行っている施設になります。翌日、こちらで、護摩行に参加しました。
様々な方の御位牌を納めている施設。
「清浄心院」内の砂敷は、海の波模様のように、綺麗に整えられていました。
日々の雑多な雰囲気とは異なり、ゆったりとした時間の流れを感じました。
境内には池が整えられており、池の水面と、その奥の木々の色彩が綺麗に融合しているのに、感動しまいた。
宿坊内の様子
宿坊内の広間には、様々な道具が綺麗に並べられており、清らしい雰囲気の中に、生活感を感じました。
また、宿坊内いは、大きな注連縄が飾られていました。
食事場所に向かう途中の様子、落ち着いた和の雰囲気が漂っていました。
宿泊部屋の様子
畳み、和の落ち着いた雰囲気で、10畳ほど広さ。一人の宿泊には、十分な広さでありました。
掛け軸、和風のオブジェが展示されており、落ち着いた雰囲気を形成していました。また、金庫も設置されており、貴重品を補完するのに、役に立ちました。
室内には、基本的なアメニティー、浴衣・タオル・歯ブラシが準備されていました。
便利設備である、テレビ、暖房、電気ポットも設置されていました。
ふかふかの、暖かい布団が綺麗に準備されていました。実際に、ゆっくりに睡眠を取ることが出来ました。
お茶セットも準備されていました。部屋へ到着直後に美味しく頂きました。
高野山名物の和菓子も準備されていました。お茶と一緒に、美味しく頂きました。
お風呂場の様子
到着後~夕食の間に、お風呂を利用させて頂きました。木製の浴槽で、旅の疲れを取ることが出来ました。
シャワーは3人分が備え付けられていました。
着替えなどを一時的に保管できる、棚も設置されていました。
お食事部屋の様子
入浴後、17:30より始まる夕食の為に、食事場所に向かいました。
食事場所内にも、掛け軸が設置されており、静謐な和の雰囲気が漂っていました。
襖にも、多くの掛け軸風の絵が貼られており、更に和の雰囲気が増されていました。
夕食の様子
食事場所に入ると、既に夕食が準備されていました。肉・魚といった、動物性たんぱく質を除いた食事、彩善い精進料理を食欲を抑えることが出来ませんでした。
一番に目に入ってきたのが、野菜鍋。
火を入れてから、約10分。野菜、きのこ、豆腐、マロニーちゃん(?)に火が入り、更に、食欲をそそる見た目になってきました。
高野山の特産物の一つ、ごま豆腐。しっかりした胡麻の風味・味を感じることができ、ご飯と一緒に食べでもおかずになる程でした。
カリッと揚げられた、各種野菜の天ぷらも、塩と一緒に、美味しく頂きました。
タケノコ・昆布・かぼちゃを中心とした煮物。落ち着いた味付けでした。
ほっとする、心が落ち着く、お吸い物でした。夕食中の合間に啜ることで、その瞬間、落ち着くことが出来ました。
大根と人参の酢の物。酸っぱ過ぎずなく、食事中のアクセントになりました。
ほうれん草、人参、こんにゃくの白和え。ごま風味の味で、ご飯のおかずの一つとして、美味しく頂きました。
ご飯はお茶碗4杯分を確保できる程の量でした。量としては十分で、数多いおかずと一緒に食す上で、良いバランスだと、個人的に感じました。
朝食の様子
豆類・キノコ類・お味噌汁を中心とした、朝の始まりとして、栄養満点の朝食でした。
味がしっかりと染み込んだ、がんもどき。ご飯のおかずとして、美味しく頂きました。
なめこの和え物。一緒に和えられている緑色の野菜の名前が分かりません。しかし、歯ごたえたあり、柔らかい、なめことの相性が抜群でした。さらに、ご飯との相性も格別でした。
ご飯の量は、夕食と同じで、朝食としては、十分な量でした。2日目も、高野山エリアを東から西へと歩き回るのに十分な、エネルギーを頂くことが出来ました。
最後に
落ち着いた和の雰囲気のなかで、静かな時間を過ごすことが出来ました。宿泊部屋にテレビが備えつけられていましたが、宿泊中には観ず、高野山を散策した感想、それに伴って、今後の自分の進む道など、外界のノイズを排した環境の中で、自問自答する時間を得ることが出来ました。
また、非常に美味しい、精進料理も頂き、一日中歩き回るのに十分なエネルギーを頂くことが出来ました。
朝食を頂いたのち、1時間ほど、宿泊部屋でまったりと過ごした後、9時頃にチェックアウトしました。日常から離れ、静かな時間を提供頂いた、「清浄心院」の方々に感謝をしながら、2日目の高野山散策をスタートさせました。
コメント