高野山ご参拝 ~事前準備編~

趣味

はじめに

現職において退職手続きを終え、最終出社日の後、約4週間程の有給消化期間を頂くことが出来ました。サラリーマンにとって貴重なこの4週間という期間の中で、「今まで訪れてみたいと思い続けていた場所」を訪れることを考えていました。その中で、特に一人で訪れたいと思い続けていた「高野山」を散策する計画を立てることにしました。

今回、「高野山」を訪れる事前準備を進める上で、未知数なことも多く、ネット・電話を駆使して、情報収集を行いました。そこで、本記事では、「高野山」散策の事前準備の過程を共有させて頂きたい、と考えております。

日程の決定

高野山の散策日程を、日帰り、1泊2日、2泊3日、etcにするのか、を決めるにあたり、まず下記の3点をざっくり、見積もることから始めました。

①散策エリアの広さ

②訪問する寺院数

③各寺院の滞在時間

①散策エリアの広さ

高野山、真言宗総本山金剛峯寺が位置するエリアのおよその広さはどのくらいなのでしょうか?

西の「大門」から東の奥の院入口「一の橋」まで、約2.2 km、徒歩で30分程で一往復が可能な距離感になります。また、奥の院エリアの広さは、一口の「一の橋」から「御廟」まで、約2.1km、徒歩で30分程度の広さイメージになります。

②訪問する寺院数

高野山エリアには、110を超える寺院が点在していう上に、「金剛峯寺」以外にも、歴史的に貴重な歴史的施設が存在します。代表的なところで言いますと、「壇上伽藍」、「奥の院」、「大門」、「徳川家霊台」、「霊宝館」等、訪れてみたい施設が多くあります。

代表的な施設については、全て訪問した上で、それ以外で、高野山エリアを散策する中で、気になった寺院を訪れることを、計画に盛り込むこととしました。

③各寺院の滞在時間

各寺院を訪れた際に、歴史的建造物の外観を眺めるだけでなく、内観が可能な施設については、可能な限り、施設の内部を参拝したいと考えました。各施設ごとに、散策内容は異なりますが、目安として、最低でも、各施設30分以上、訪問することを想定しました。

上記①~③を考慮した上で、滞在期間として、2泊3日とし、高野山散策の計画を立てることにしまし

た。

宿泊先の決定

高野山エリアには、50を超える宿坊が存在しています。各寺院ごとに、宿泊費が異なっており、旅の予算に応じて、宿泊する宿坊を選定する必要があります。そこで、どの宿坊を選択すべきか、宿泊費の相場がどのくらいなのか、情報収集をする目的で、電話を通じて、「高野山 宿坊協会」へ連絡を致しました。

「高野山 宿坊協会」の担当者の方からは丁寧に対応をして頂きました。宿泊費のおよその相場を伺った上で、おすすめの宿坊を提案を頂きました。相談の結果、1泊目には「清浄心院」、2泊目には、「大圓院」にて、宿泊させて頂く内容で、予約手続きを進めました。

宿泊を伴う高野山への参拝に関して、不明な点がある場合、一度、「高野山 宿坊協会」へ相談してみることも一つの手段として、良いと考えています。

移動手段の決定

「高野山」への主な移動手段は3種類。一つに、車を使用した移動。二つに高速バス。三つに、鉄道を利用した公共交通手段。当時、北九州に住んでおり、遠方からの移動でのため、「鉄道」を利用し、「高野山」へ向かいました。

※Yahoo Japan 経路検索結果より引用

ポイントとしては、南海高野山ケーブルに乗車する必要があります。そのために、南海高野山線の「極楽橋駅」まで、たどり着く必要があります。「極楽橋駅」へは、その麓に位置する「橋本駅」を経由する必要があります。「橋本駅」へは、JR和歌山線と南海線、双方が接続しています。

私の場合、新幹線を利用し、関西地方へ移動したため、「新大阪駅⇒難波駅を経由」が利用しやすく、難波駅から「南海特急こうや3号」に乗車し、極楽橋駅へ向かいました。

最後に

「いつか、行こう」を思い続けて、なかなか実行に移せていなかった「高野山参拝」現職を、今回の転職有給消化の期間を利用して、ついに、実行に移す計画を立てました。一時、サラリーマンとしての勤務から離れた期間に、残された30代の時間、またその後の40代以降、「自分はどのような人生を生きたいのか?」、「どこを目指していくのか?」などなど、「高野山」を訪れることを通じて、今の時点で、自分に問い直してみたい、と考えています。

ここで計画した「高野山参拝」の様子は、別記事で、ご報告して参ります。

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