はじめに
肥薩おれんじ鉄道、八代駅~川内駅、列車と旅を終え、その足で、鹿児島中央駅へ向かいました。目的は、鹿児島ラーメンを食べること。熊本、北九州と通算すると約10年、九州に住んでいましたが、鹿児島ラーメンを食べたことがありませんでした。鹿児島県には、何度か訪れたおとはあるのですが、その度に「次の機会に、鹿児島ラーメンは食べよう」という流れになり、鹿児島ラーメンを食べないまま、今日まで来てしまいました。
転職を機に、九州を離れてしまいますので、「今回こそは、鹿児島ラーメンを食べるぞ」の思いで、ざぼんラーメン、鹿児島中央駅店を訪れました。
店内の様子
お店の入口で、体温と手の消毒を行い、カウンター席へと案内頂きました。着席と同時に、お冷、醤油の小皿、大根(おそらく桜大根?)、小瓶に入ったニンニクのみじん切り、お絞りを提供頂きました。
各テーブルのお冷のおかわり用のポット、セルフ割りばしが備え付けられていました。
常備調味料として、それぞれ小瓶に、醤油・こしょう・一味唐辛子・ラー油・アジシオが設置されていました。
各テーブルから見える位置に、「ざぼんラーメンの美味しい食べ方」のポスターが飾られていました。
注文メニュー表
「ざぼんラーメン」以外にも、チャーシューをトッピングした「桜島チャーシューメン」、「餃子セット」、「ラーメンセット」、さらに、各種トッピングのラインナップされていました。
メニュー表の裏側には、ご飯モノ、飲み物類、アルコール。さらに、餃子を始めとした、アルコールのつまみに合いそうなメニューが並んでいました。
肥薩おれんじ鉄道を走破した達成感から、アルコール類を飲みたい気持ちが強かったですが、旅の続きがあるため、ここでのアルコールは我慢することにしました。
また、メニュー表の表側・裏側を観て、どのメニューを注文すべきが、ラーメン単品でいくか、トッピングするかなど、体感で約10分程、悩みこんでしまいました。
悩み込んでいる最中、別のメニュー表、炙りチャーシュー・せご丼セットが目に飛び込んできました。
一度に、さぼんラーメン(ミニサイズ)に加えて、炙りチャーシューせご丼、餃子を三種のメニューを堪能できることもあり、悩んだ末に、炙りチャーシュー・せご丼セットを注文しました。
注文メニュー
さぼんラーメン(ミニサイズ)
きれいな白濁した豚骨スープの中から、もやし、チャーシュー、キクラゲの姿を観ることが出来ます。
レンゲに移したスープ表面に適度に油が浮いており、店内の照明できらきら輝いて見えました。
味は、見た目ほど濃い豚骨味ではなく、あっさりとした口当たりの豚骨スープでした。どちらかというと、長崎のちゃんぽんにも似た風味でした。
良く煮込まれたチャーシューで、橋で持つと、半分に割れてしまいそうな程、やわからい感触でした。
スープの表面から見える野菜類は氷山の一角で、スープの中には、麵と絡む形で、たくさんの野菜がみを隠していました。ミニラーメンではありましたが、ボリュームは十分でした。
炙りチャーシューせご丼
表面がカリッとした焦げ目のあるチャーシューと、半熟卵。一目見ただけで、相性抜群なことが予想できます。
半熟卵を割ると、内側から鮮やかな黄身が姿を現しました。ちょっと濃い目の味のチャーシューと半熟卵を絡ませることで、味がまろやかになり、それぞれの相乗効果で、その下のご飯との相性も、更に良く変化しました。
餃子
表面がカリッと焼きあげられ、具は野菜中心、にんにくの風味は弱めの印象でした。
大きさが小ぶりに見えますが、その一方で、食べやすく、ラーメン・せご丼の口休め的な効果もありました。当然、ご飯との相性はgoodでした。
最後に
ざぼんラーメン・炙りチャーシューせご丼、餃子と三種、ボリュームは十分過ぎる程でした。その上で、それぞれを交互に食べることで、味に飽きることが無く、食べ始めから一気に間食することが出来ました。
鹿児島ラーメン、ざぼんラーメンを訪れた際には、ラーメン単品よりは、セットメニューを注文することで、ざぼんラーメンだけでなく、サイドメニューも楽しむことができ、よりお得感を得ることが出来るので、おすすめです。
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