【実録】生活騒音 体験談①

日常

はじめに

大学卒業を機に、一人暮らしを始めました。2022年で、社会人歴13年。これまで、5回の引っ越しを経験し、5か所の物件(アパート・マンション)で、生活をしてきました。そのうち、2か所の物件で、生活騒音に悩まされてきました。本記事では、そのうち、1か所の物件において、経験した生活騒音に対して、取った対応と、その結果を含めまして、体験談として、記したいと思います。

体験談①

物件情報

  • 場所:熊本県熊本市
  • 鉄筋工ンクリート製
  • 間取り:1K
  • 3階建て、フロアー6室
  • 築年月:2004年2月

騒音の状況

物件に住んでいたのは、2015年7月頃から約3年間。1階の中部屋に住んでいました。住み始めた当初から、「ドン・ドン」といった地鳴りのように、足音の激しさが気になっていました。音の発生源を調べてみると、激しい足音がなっている際に、物件の外に出て、各部屋の明かりを観ると、直上の部屋の電気のみ、電気が付いているケースがほとんどでありました。このことから、上の階が生活騒音であると、特定することが出来ました。床がフローリングであったため、より足音が増幅されていた可能性もあります。騒音が聞こえる時間帯は、上階の住人の生活リズムに依存し、朝の6時~6時30分、夜の23時~1時の時間帯が特に、激しく、断続的に足音が響いていた状況でした。朝は、上階の足音で起床し、夜は、足音のため、なかなか寝付けない日々が続きました。十分な睡眠時間が取れない上に、自分のバイオリズムに沿った睡眠が出来ないストレスが溜まり、日常生活や仕事への集中力が落ちている状況が続きました。

取った対応策

まず、上の階の住人に、足音が下の階に響いている事実を知ってもらうことが必要である、と考えました。手段として、

① 自分で当事者へ伝えいに行く

② 不動産仲介担当者を介して伝えていただく

ご近所トラブルを避けるために、初めに、②を選択しました。第一弾の対応策として、

第一弾 : 生活王音の注意喚起に関するビラを全世帯に配布いただく

を実施頂きましたが、全く効果はありませんでした。そこで、第二段の対応策として、

第二弾:不動産仲介担当者の方から、直接、当事者の住人に電話を掛けて頂き、生活騒音について、注意喚起して頂く

こととしました。しかし、不動産仲介担当者から、複数回、電話を掛けて頂いたにもかかわらず、電話に一切出ない状況でした。そこで、第三段として、

第三弾:週末、上の階の住人が部屋にいるタイミングを見計らって、不動産仲介担当者の方に、直接、上の階の部屋をと売れて頂き、注意喚起して頂く

こととしました。しかし、下の階に足音が聞こえているので、上の階の住人が部屋にいるのは確実のはずなのですが、チャイムを鳴らしても、全く反応がない状況でした。

ここまで、第一弾~第三段まで、不動産仲介担当者の方と、幾度となく電話で状況を共有させて頂き、お忙しい中、対応をして頂きましたが、効果がありませんでした。ここまで、生活騒音によるストレスを感じ始めてから、6カ月以上が経過していました。若干の諦めの気持ちが芽生え始め、これ以上、不動産仲介担当者の方に対応頂くことはない、と判断しました。そこで、最終手段として、最悪、それでも解決しない、また近隣トラブルとなった場合には、別物件へ引っ越しをすることを前提に、自分で上の階の住人に伝えにいくことを決心しました。

結果

平日、上の階の住人が帰宅したことを確認した後、上の階の部屋へ向かいました。初日はチャイムを鳴らしても、反応がありませんでした。それから、続けること3日間、ついに、住人がチャイムに反応しました。相手は、女性の方でした。

私:「すみません、下の階の者です」

私:「足跡がうさいんですけど」

私:「少しケアーして頂いても良いですか?」

すると

相手:「すみません」

相手:「最近、気を付けているのですが、、、」

相手:「気を付けるようにします」

不動産仲介担当者の方への応答対応から想像し、激しく言い合うことを想定していましたが、実際には、優しく、大人しい対応でした。その後、生活騒音が心なしか弱まった気もしましたが、納得のいくレベルまで、改善することはなかったです。

しかし、その約3週間後、上の階の住人が引っ越しをしました。さらに、その1か月後、新しい住人(男性)が上の階に住み始めましたが、一切、足音が聞こえない状況でした。生活騒音の問題に対応し始めて、約8カ月が経過しましたが、紆余曲折あり、快適な住居空間を手に入れることが出来ました。

まとめ・教訓

本ブログの生活騒音エピソードから得られた教訓は下記2点。

① 生活騒音の問題を不動産仲介業者を交えて、対応を講じても、解決することは容易ではない。

② 生活騒音は近隣の住人に依存する度合いが大きい

本エピソードでは、当時住んでいた物件が気に入っていたこともあり、可能であれば引っ越しをしたくない、という個人的にな事情もあり、最終的には、直接、住人に掛け合う、という選択をしました。しかし、近年、近隣トラブルによる傷害事件のニュースを見聞きすることが多いですので、極力、仲介者と介して、問題解決を図る方が安全面で良いと強く感じました。

一方、上記①のように、仲介人を介した問題解決では、問題が解決に至ったとしても、時間が掛かることが想定されます。また、上記②は生活騒音の問題は、運の要素が強いことを物語っています。

以上を考慮すると、逃げの一手と捉えられるかもしれませんが、

すぐさま引っ越しをする

も最善策の一つであることを認識しておくことが必要であると言えます。生活騒音の問題に対しては、自分のメンタル維持も含めて、“ 安全第一 ” を念頭に、行動をとっていきましょう。

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