おふくろの味

日常

はじめに

2021年末、埼玉の実家で過ごしていて、“ おふくろの味 ” に対する懐かしさと有難さを再認識しました。帰郷していた期間、ぼーっと、居間に座っていれば、食事を用意してくれる。実家で過ごしていた学生時代には、当たり前に感じていたことも、一人暮らしを経験した今振り返りますと、どんなに手間がかかっていたか、感謝で頭が下がる思いです。本記事では、そんな “ おふくろの味 ” を脳裏に焼き付けるために、備忘録的な位置づけとして、記したいと思います。

メニュー一覧

ポテトサラダ

おふくろの味① : ポテトサラダ

わが実家の “ おふくろの味 ” の代表格とも言えるのが、ポテトサラダです。じゃがいもを湯がくところから、自家製。スーパーなどの総菜との違いとして、薄切りの玉ねぎを混ぜており、うっすらと鼻に貫ける玉ねぎのピリ辛感が心地よいアクセントになっています。今だ、母親にポテトサラダを超える、ポテトサラダに出会ったことがない、と自信を持ってい言えます。

スクランブルエッグ

おふくろの味②:スクランブルエッグ

朝食の定番、スクランブルエッグも、実家に帰るたびにリクエストをしているメニューです。見た目、代り映えしないように思えますが、スクランブルエッグの味が、甘すぎずもなく、しょっぱ過ぎずもなく、程よく玉子の味が引き立っていると感じています。加えて、ベーコンの焼き加減がちょうどよく、カリカリ感をしっかりと感じつつも、焦げ感を感じさせない、仕上がり具合に感動しました。

お雑煮

おふくろの味③:お雑煮

元旦の朝食に、お雑煮を頂きました。大晦日の夜に、ビールを飲み過ぎてしまったこともあり、餅の入っていないお雑煮でありました。すこしアルコールの存在を感じる胃に、優しい味つけでした。2日酔い気味でボーっとしていた頭に、やんわりと喝を入れてくれた、お雑煮でした。

目玉焼き

おふくろの味④:目玉焼き

目玉焼きも、帰郷のたびに、朝食としてリクエストをしているメニューになります。黄身が半熟ぎみに焼かれていて、ごはんの上に置いて、黄身を破いて、卵かけごはん風にして食べるのが、大好きです。また、大好物の赤いウィンナーは、しょうゆ味ベースに焼かれており、見た目以上にしっかりとした味付けがされています。赤いウィンナー単体でも、ごはんのおかずにピッタリです。

納豆玉子焼き

おふくろの味⑤:納豆玉子焼き

夕食のメニューとして、納豆玉子焼きも、必ずリクエストするメニューです。納豆、玉子、マヨネーズの相性が抜群で、納豆玉子焼きをおかずにして、ごはんが何杯でも食べれてしまいます。外見は、しっかりと焼きあがっている印象ですが、中身の納豆には、火が通りすぎておらず、納豆独特のネバネバ感がしっかりの残っています。ビールのつまみとしても、大活躍の一品です。

炒飯

おふくろの味⑥:炒飯

昼ごはんの定番、炒飯です。味付けは、永谷園の炒飯のもとですが、焼き加減、ごはんの柔らかさ含めて、“ おふくろの味 ” と感じています。この日の炒飯の味が、ニンニクベースでして、見た目以上にパンチのある味で、良い意味で、少しびっくりした炒飯でした。

最後に

一人暮らしを始めて、10年以上が経ちました。毎食のメニューを考えることが、如何に大変なことであったのか、今になって身に染みています。学生時代、母親が用意してくれたメニューに対して、不平不満を言っていた自分を恥ずかしく、振り返ることがあります。ただただ、食事を用意して頂けることへの感謝の念と、“ おふくろの味 ” を実感した帰郷でありました。この感謝と懐かしさを味わえる現状を有難く思いながら、定期的に帰郷を機会を作ろう、と心に決めた年末年始でした。

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