はじめに
京都駅から特急サンダーバードに乗車し、金沢駅に辿り着きました。本来であれば、のんびり、金沢駅周辺を散策するところなのですが、金沢駅構内を散策することなく、在来線である北陸本線に乗車し、隣駅に西金沢駅へと向かいました。
西金沢駅に向かい目的は、北陸鉄道 石川線に乗車するためです。そして、その先にある「白山比咩神社」に参拝することです。
本記事では、北陸鉄道 石川線、乗車の様子について、ご報告致します。
新西金沢駅の様子
北陸本線、西金沢駅に到着後、改札を通過。東口から北陸鉄道、新西金沢駅へと向かいました。
駅構内の休憩所には、時刻表が掲示されていました。ざっくり、1時間に1本~2本で、運行している模様です。
伺った当日は、駅は無人の状況でした。自動販売機で、終着駅である鶴来駅までの切符を購入し、改札を通過しました。
踏切を渡り、ホームへと向かいました。
ホームから、鶴来駅方面の線路を眺めますと、北陸鉄道の線路が新幹線の高架橋に吸い込まれるように伸びているように観えました。
待つこと数分、北陸鉄道の車両がホームに姿を現しました。
車内の様子
「定期券はハッキリとお見せ下さい」とあるように、基本的に、途中駅が無人駅であるために、降車する際に、車掌さんに切符を見せるシステムになっています。
天井には扇風機が。
赤字のシートが目に映えます。
車窓の様子
新西金沢駅を出発してから、しばらくの間、住宅地の中を、ぐんぐんと進んで行きます。
田園風景が広がったと思っていると、遠目に工場らしき、大きな建物が観えてきました。
カメラの倍率を上げてみました。そこには、「MURATA」の文字が記されていました。村田製作所の工場が観れるなんて、予想していなかったこともあり、妙にテンションが上がってしまいました。
鶴来駅に向かって、田園風景が深くなっていきます。
鶴来駅の様子
約30分程の乗車を経て、鶴来駅に到着しました。
駅の改札は、昭和レトロな雰囲気を感じられました。
鶴来駅、その姿から、昭和の雰囲気を感じることが出来る外観でした。約30分の乗車で、タイムスリップした感覚を覚えました。
駅の壁に掲げられている「清酒 つるぎ」の看板からも、昭和感が漂っています。
当日の天気は「くもり」でしたが、終日、雨が降らず、散策にはベストな気候でした。
最後に
近代的なJR金沢駅とは対照的な、昭和レトロの世界へ、北陸電鉄石川線が、誘ってくれました。この日は、早朝から、分刻みで時間を意識していたこともあり、鶴来駅に到着しただけで、時間の流れがゆっくりと感じられ、一時の間、肩の力を抜くことが出来ました。
しかし、これから「白山比咩神社」に参拝し、鶴来駅に戻るまでに、時間の余裕はありません。
鶴来駅のロータリーで深呼吸し、「白山比咩神社」へと向かいました。
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