はじめに
北九州より、新幹線・地下鉄を乗り継ぎ、南海鉄道なんば駅まで辿り着くことが出来ました。ここからは、南海鉄道へ乗り換え、極楽橋駅を目指しました。本記事では、南海鉄道なんば駅の様子、特急こうやの様子を中心に、ご報告致します。
難波駅を出発
南海鉄道の改札を通過し、南海そばで栄養補給をし、ホームへと向かいました。1番ホームから8番ホームまで、一挙に列を形成しており、その迫力に圧倒されました。次ぐから次へと、列車が発着しており、多くの人の集団が駅ホームを行きかっていました。
なんば駅のホームには、分かりやすい「高野山アクセス」マップが表示されていました。私のルートは、一番上の特急こうやに乗車し、乗り換え無で、極楽橋駅まで向かいました。
10時発、特急こうや3号の到着をホームで待つこと約10分。
特急こうやがホームに到着。その姿を記録に留めるべく、写真に収めました。
極楽橋駅まで、過酷な道が続くことが予想されますが、快適な鉄道旅を提供いただけることを有難く思いながら、特急こうやへ乗車しました。
車両の内観は、the特急車というくらい、豪華さと清潔さがありました。座席の座りやすく、優雅な鉄道の時間を味わえることに、わくわくしながら出発を待ちました。
南海鉄道の車窓
なんば駅出発し、しばらくの間、大阪の街の様子、通勤・通学で行き交う人を眺めながら、鉄道の旅が進んで行きました。
なんば駅を出発し、大阪の街から離れ、高野山エリアに近づくほど、木々が豊富な車窓へと変化していきます。
極楽橋駅へ続く山林エリアへの入り口、橋本駅に到着しました。これより先、線路の勾配と曲率が厳しいエリアへと進んで行きました。
橋本駅を出発し、時刻々と、山深い車窓へと変化していきました。勾配が厳しいため、電車は速度を落としながら、また、線路の曲率が厳しいエリアでは、「キュウキュウ」と車輪と線路が擦れる音を唸らせながら、列車がぐんぐんと進んで行きました。
線路は単線となり、幾度か、途中駅で向かいの列車とすれ違いの為、停車をします。
橋本駅から、特急こうや3号は、緑深い山林を孤独に一心に走っていましたが、向かいの列車とすれ違ったことで、少しほっとしまいた。
極楽橋駅に到着
急勾配の上、幾度のコーナーを経て、無事に極楽橋駅にたどり着きました。先着の列車を横に、特急こうやの姿を写真に収めました。
列車を後にし、後ろを振り返ると、白・赤・黒の単色が支配した駅のホームがまっすぐに伸びていました。
極楽橋駅の構内へ進むと、駅のホームの様子と打って変わり、和風基調の雰囲気に変化が観られます。
列車とホームのエリアと極楽橋駅の構内の様子のギャップを感じながら、日常の空間とは異なる、高野山に少しづつ近づいていることを感じました。
極楽橋駅の雰囲気に非日常さを感じました。もう一度、駅のホーム側を観た際に、そのわきの自然を眺めた際に、現実に戻された感覚で、少し安堵をしまいた。
最後に
緑深い山林を切り裂きながら、南海鉄道、特急こうやを乗り継ぎ、極楽橋へ到着しました。続きは、ケーブルカーに乗り継ぎ、高野山駅へと参ります。極楽橋駅の構内の様子は、床・壁・天井を含めて、日常とは頃なる雰囲気を感じました。駅の名前の通り、高野山へと昇るうえで、日常空間と高野山の橋渡しである、空間であると感じました。次は、ついに高野山駅へと参ります。
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