はじめに
2021年10月初旬の長崎への旅。長崎駅に到着したのが11時頃、兼ねてより行ってみたかった “ 四海楼 ” で、昼食をとりました。一度、本場のちゃんぽんを食べてみたい、と以前から思っていましたので、願い事の一つが叶いました。
約3年前にも、長崎 四海楼へ赴いたことがありますが、その際は、待ち時間が1時間以上であったため、四海楼での昼食を回避してしまった、苦い記憶があります。今回は、待ち時間が20分程度と、比較的短短く、スムーズに席につくことができました。
お店の外観
お店の外観は、上記の写真に観るように、中華風の重々しい要塞の体をしています。階段したの左右には、伝説上のキャラクターのようなオブジェが1体づつ、仁王立ちして、迎えてくれます。数十段ある階段を上った左手にエレベータがあり、そのエレベータに乗り、5Fのレストランフロアーへと向かいます。
お店の内観
エレベータを降りた後、右手に座席が広がっています。さらに、座席エリアの奥側はガラス張りとなっており、目の前には皿倉山を一望することができます。
メニュー表
ちゃんぽん、以外にもサイドメニューからデザートまで、複数のメニューがあります。炒飯、餃子といった中華の王道メニューも、非常に気になったのですが、今回は初志貫徹を貫きました。当初の予定通り、ちゃんぽん、皿うどん(太麺)を、ひとつづつ注文することにしました。(友人と同行していたので、各人1品づつ、注文する形をとりました)
ちゃんぽん
見た目はシンプル IS ベスト、しかし、スープは濃厚、そして、うっすらクリーミーさが加わった味わいでした。以前より、ちゃんぽんチェーン店のスープの味が薄く感じていましたが、今回、食した四海楼のちゃんぽんのスープは、しっかりとした味であり、一方で、後半になっても、くどく感じることはありませんでした。野菜中心の具の上には、錦糸卵が添えられており、日本料理でいう、“ 箸休め ” の効果を感じました。
皿うどん
見た目、かなりのボリューム感を感じます。野菜中心の餡の味も、しっかりした味が付いています。当然のことながら、餡の下には、カリカリにあげられた麺が隠れています。食べ始めは、餡の柔らかさと麺のカリカリ感、触感の違いと楽しみつつ、後半は、餡と餡に馴染んだ麺の一体感を味わうことができます。ちゃんぽんと同様、後半に差し掛かっても、味に物足りなさを感じることもなく、また、味に飽きを感じることもなく、一気に、食べきることが出来ました。
念願の四海楼を訪れてみて
3年間前に、一度、お店の目の前まで行って断念していることもあり、今回は、絶対食べるぞ、と気合を入れて、お店に向かいました。気合のせいか、四海楼のちゃんぽんに対する期待値、ハードルが上がっていましたが、四海楼のちゃんぽんを食した後も、食べることが出来た達成感を感じることができました。やっぱり、本場のちゃんぽんは何かが違う、ことを感じることが出来ました。
日常生活では味わうことの出来ない、本場に行ってしか味わうことができないグルメ、そのような貴重な体験を、今後もひとつひとつ、積み重ねていきたい、と思います。
※四海楼 ←お店のホームページへはコチラから
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